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ioPLAZA【DVDミレル】

#早朝始発の殺風景 :#青崎有吾 #小説 #短編 [読書]

作品タイトルでなんとなくイメージを広げていたら全く意味が違いました。
殺風景って人の名前なんですね。
この作品内では変わった(?)名前がよく出てきます。
殺風景ってすごすぎないかな。

本作は短編集なので同じ人が通して登場するわけではないのですが、近所で生活している人たちの話でニアミスしていることがエピローグでわかりました。
どの話にも共通しているのは推理されることです。探偵ものやミステリーもののようなジャンルではありませんが、日常の中で推理を働かせて真実を見つけるようになっています。若干強引かなと思うところもありましたが。。

短編タイトル
・早朝始発の殺風景
・メロンソーダ・ファクトリー
・夢の国には観覧車がない
・捨て猫と兄弟喧嘩
・三月四日、午後二時半の密室
・エピローグ

いずれも趣が異なっていて面白かったです。


早朝始発の殺風景 (単行本)

早朝始発の殺風景 (単行本)

  • 作者: 青崎 有吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/01/04
  • メディア: 単行本



早朝始発の殺風景 (集英社文芸単行本)

早朝始発の殺風景 (集英社文芸単行本)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/01/04
  • メディア: Kindle版






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#オーパーツ死を招く至宝 :#蒼井碧 #このミス #このミステリーがすごい #大賞 [読書]

第16回このミス大賞受賞作品です。

入りがドッペルゲンガーという始まりで、オーパーツ鑑定士という肩書を持つ大学生と共に事件を解決するお話。設定が不思議すぎる。
奇をてらった感じを受けていましたが、次へ次へと読み進めてしまいます。
エピローグまで含め粗削りな感じを受けましたが読みやすい作品でした。

オーパーツに関わって事件に巻き込まれる短編小説集です。
このミスへの応募作品(出版に当たり修正あり)だからか、エピローグまでを含めてで主人公たちを紹介するための作品のような印象でした。大賞を取って出版もされましたから今後もシリーズものとして出てくる可能性がありますね。

大学生の鳳水月の前に瓜二つの顔を持つ同校生徒の古城深夜が現れる。古城深夜はオーパーツ鑑定士として活動するため、鳳へ大学での学業の代行を依頼する。そこから始まった関係でオーパーツの鑑定に関わり事件に巻き込まれる。
・十三髑髏の謎
・浮遊
・恐竜に狙われた男
・ストーンヘンジの双子
の4つの短編集です。

ミステリー、オーパーツ、恐竜は私も好きなのですが本作ではいずれもちょっと深みに掛ける感じは受けました。ですが続編に期待できる設定なので楽しみにしています。


オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 作者: 蒼井 碧
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2019/01/10
  • メディア: 文庫





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ハロー・ワールド :#ハロー・ワールド #藤井太洋 #SF #小説 #twitter #SNS #ドローン #ビットコイン #ブロックチェーン [読書]

藤井先生の作品は初めて読みましたが面白いですね。
SFものは完全にあり得ないような世界や未来,過去のことが多いですが、これは現在の話です。

実在の企業、技術がでてくる現在で主人公の文椎(ふづい)泰洋が自分の技術、人とのつながりによってトラブルに対応していき、だんだん自分の信念に基づいて覚悟をもって行動するようになっていくストーリーです。5話の短編小説で構成されています。

自分のことを専門を持たない何でも屋のエンジニアと揶揄する泰洋は、Googleの技術者の郭瀬が講師を務める講座で郭瀬と泰洋の出向先で商品企画を行っている汪と知り合う。その3人でチームを作って泰洋の開発するiPhoneアプリを世に出すことになった。そのアプリによってニューギニアで何かが起こっていることを知る。


現在の技術で今後こんな方向性もありうるという内容でした。ネットの秘匿性のためビットコインのブロックチェーン技術を応用したSNSの開発、ネットの秘匿性を担保すると政府からの圧力がかけられる。。など



ハロー・ワールド

ハロー・ワールド

  • 作者: 藤井 太洋
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ハロー・ワールド

ハロー・ワールド

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/15
  • メディア: Kindle版



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1R1分34秒 :#1R1分34秒 #町屋良平 #芥川賞 #青春小説 #ボクシング [読書]

ボクシングを扱った青春小説です。ボクシングという個人競技であるが故の(?)自分との向き合いが主な内容になっているので結構じめっとした内容だった印象です。


デビューから1勝2敗1分けとパッとしない戦歴の主人公がまた負けてしまいこれまでのトレーナーにも見放され、同じボクシングジムの先輩でもあるウメキチがトレーナーになる。ウメキチは自分の理論が使えるかを試す意味(自分が今後選手として続けるかどうか)主人公を鍛えていく。
次の試合までの主人公の気持ちの動きが描かれています。

第160回芥川賞受賞作品です。

第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

第160回芥川賞受賞 1R1分34秒

  • 作者: 町屋 良平
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 単行本



1R1分34秒

1R1分34秒

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: Kindle版



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怪物の木こり :#倉井眉介 #怪物の木こり #MONSTER #小説 #このミス #大賞 #サイコパス [読書]

これを読んで浦沢直樹先生のMONSTERを思い出さずにはいられませんでした。

単にサイコパスの殺人鬼の話かと思ったら殺人鬼は被害者でもあった。
全ては過去の誘拐事件にあった。

過去の経緯も加味して殺人鬼を単なる悪とは決めてはいけないというストーリーにも思えますが
本当にそれでいいのか?とも思いました。

殺人鬼はシリアルキラーに狙われています。
殺人鬼の友人もいてこうなるだろうと予測していたのですが
最期を当てることはできませんでした。

次作へ続かせるつもりと思える内容でした。
そうでないとちょっと肩透かしな感じに思えます。

是非とも次作を作ってもらいたいです。


【2018年・第17回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 怪物の木こり



【2018年・第17回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】 怪物の木こり

  • 作者: 倉井 眉介
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2019/01/12
  • メディア: 単行本




MONSTER







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マスカレード・ホテル :#マスカレード・ホテル #東野圭吾 #小説 [読書]

作成順とは逆ですがマスカレード・イブを読んでからのマスカレード・ホテルです。
そんな流れで読むのもいいですね。
マスカレード・イブで過去に起きたエピソードがわかっているので、マスカレード・ホテルで過去のことがほのめかされるとそんな出来事があったなと逆にマスカレード・イブの続編を読んでいるかのような気になりました。

刑事の新田がホテルマンとして潜入捜査し、フロントクラークの山岸とフロント業務をこなしていきます。新田は最初山岸をただのホテルマンとしてしか見ていませんでしたが、信頼できると感じ捜査の情報を教えるようになります。山岸と一緒に怪しい客の対応をしたり、潜入捜査前に組んでいた所轄刑事の能勢と捜査本部に内緒で独自に捜査をしていきます。

能勢が裏方のキーマンといえるような存在ですね。新田は潜入捜査なので外には出れないので能勢が新田の指示で動きまわります。


マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/07/18
  • メディア: 文庫



映画はまだ絶賛上映中ですね。
masquerade.JPG
マスカレード・ホテル映画

【マスカレードシリーズ】
マスカレード・イブ

マスカレード・イブ (集英社文庫)

マスカレード・イブ (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/08/21
  • メディア: 文庫



マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 単行本



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沈黙のパレード :#ガリレオ #探偵 #推理小説 #小説 #東野圭吾 #湯川 #沈黙のパレード [読書]

久しぶりのガリレオ先生。しばらくアメリカへ行っていましたが帰ってまいりました。
偶然にも帰ってきた場所が友人の草薙警部が担当している現場の近く。力を貸すために帰ってみたようなものですね。

被害者は商店街の定食屋の娘で、草薙警部からそこの定食屋のことも聞いた湯川先生はいつの間にか常連客になって周囲の人たちとも親しくなっていました。てっきり湯川先生が容疑者である蓮沼を追い詰めていくのかと思いきや、容疑者は死んでしまいました。しかもそこには定食屋に関連する人たちが関係ありそう。すっかり定食屋になじみ、人間的にも丸くなったのかとも思われた湯川先生がどうするのかが気になります。
蓮沼を殺した方法の手口の推理、事件がこれで解決したかと思ったところでそう来たかと最期まで驚かせてくれる内容でした。




沈黙のパレード

沈黙のパレード

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: 単行本









こっちは本作でちょっとほのめかされた過去の事件


容疑者Xの献身 スペシャル・エディション [DVD]

容疑者Xの献身 スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2011/10/17
  • メディア: DVD



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くせものの譜 :#くせものの譜 #箕輪諒 #歴史小説 #戦国時代 #越前 #関ヶ原 #真田幸村 [読書]

歴史小説は時代考証というか過去の書物から調べたネタを元にこうであっただろうと緻密な話を作り上げるのでいつも感嘆しながら楽しく読ませていただいています。

本作品は御宿勘兵衛が主役ですが今回初めて知った名前です。(何かで読んだことがあったとしても記憶に残っていませんでした)
勘兵衛は武田信玄の孫と噂されていたり仕えた主家を滅ぼす厄神とも言われた人物ですが、武芸に秀でた武士でした。本作は様々な大名に仕えた5つの話から構成され、だんだんと勘兵衛が自分の生き方を自分自身が理解していくようにできています。

本作は安土桃山時代から江戸時代までの話を勘兵衛にスポットを当てているわけで、登場人物にはもちろん著名な歴史上の人物もいます。日本史を勉強したときはその著名な歴史上の人物がいつ何をしただけを覚えましたが、本作のような歴史小説ではそれらの人たちはむしろ脇役で無名な人がその時代でどう生きたのかを知ることができます。受験勉強では年表のようにほとんど1本の線のようになっている知識が支線を増やして更に肉付けをしているような気がします。




くせものの譜

くせものの譜

  • 作者: 簑輪 諒
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2016/01/26
  • メディア: 単行本



くせものの譜

くせものの譜

  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2016/01/26
  • メディア: Kindle版






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そして粛清の扉を :#黒武洋 #ホラーサスペンス大賞  #原作 #サスペンス #3年A組 #ドラマ #小説 #菅田将暉 [読書]

菅田将暉さんの主演しているドラマ「3年A組」は先生が卒業式を目前に迎えた担当クラスを人質にとるサスペンスドラマです。
原作はなく、脚本の武藤将吾さんオリジナルです。
しかし、似たような作品はあり「3年A組」の原作なのではと言われているものがあります。
その中の一つに本作があります。

こちらも先生が卒業式を目前に迎えた担当クラスを人質にとるものです。もしかしたらそのくらいしか同じ点が無いのかもしれませんが、今後のドラマがどうなっていくのかですね。

「そして粛清の扉を」は娘を亡くした女性教師が自分の担当する腐敗しきったクラスを人質に取り復讐をするものです。序盤からいきなり何人も殺してしまう始まり方はなかなか衝撃的ですね。これはドラマ化はできないだろうなと思いながら読んでました。ただ著者の黒武先生は元々映像のシナリオとして考えたそうです。R-18の映画ならいいのかな。中学生が殺しあう残酷な作品「バトル・ロワイヤル」も映画化されてたし。

それにしても設定が普通じゃないですね。クラスの全員が犯罪者ってことがすごいですね。単に不良が多いっていうのであればあり得そうですが、何かしら犯罪をしているのはまぁ現実にはないでしょうね。そんな設定だからこれだけ大胆な作品になるのですが。

主人公の女性教師がナイフやピストルの扱いにたけていたり、綿密な作戦で警察を手玉に取ったりと不自然と言わざるを得ないのですがこの伏線については最後に一応は回収されます。また別の作品として繋げてこの伏線を完全に回収できるようになったらいいかもとは思いました。






そして粛清の扉を (新潮文庫)

そして粛清の扉を (新潮文庫)

  • 作者: 黒武 洋
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫



そして粛清の扉を

そして粛清の扉を

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • メディア: Kindle版








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ブロードキャスト :#湊かなえ #小説 #青春 [読書]

湊かなえ先生の初の青春小説

中学時代に陸上長距離選手だった町田は中学最後の駅伝で全国大会出場を逃してしまう。
高校でも陸上を続ける意思を固め、陸上の名門私立高校へ入学する。しかし、入学前に交通事故で足に怪我を負い陸上部への入部を断念することになり、気持ちが宙に浮いたまま高校生活が始まる。
そんな町田の高校生活での気持ち、成長が描かれています。

陸上部に入れない町田は同級生に誘われて放送部の活動に参加することになり、だんだん部活動にはまっていくのですが、この辺りはまさに青春ものでしょう。部内での人間関係やクラスでの人間関係が盛り込まれています。SNSやいじめの話題が盛り込まれているのが今どきな感じです。

終盤になると若干推理ものの要素もあり、いろんな要素が詰め込まれた面白い作品でした。


ブロードキャスト

ブロードキャスト

  • 作者: 湊 かなえ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/08/23
  • メディア: 単行本



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