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#思い出が消えないうちに :#川口俊和 #コーヒー #ファンタジー #タイムスリップ #小説 [読書]

やっと、「思い出が消えないうちに」を読みました。「コーヒーが冷めないうちに」の続編です。
今回は「フニクリフニクラ」での話ではなく、その姉妹店「喫茶ドナドナ」での話です。
もちろん、時田家の女性(フニクリフニクラ店長である流の母)の店でタイムスリップができます。ルールも同じ。
その店長のユカリは人の世話好きで、ある子の親を探してアメリカに行ってしまい、流に店を任せることになりました。
ということから「喫茶ドナドナ」での話になります。
「フニクリフニクラ」のように過去や未来へ行くエピソードなのですが
これまでの不明点が少しわかってきました。
幽霊が座っている席でないとタイムスリップできないのは、おそらく幽霊がタイムスリップの媒体となっているからでしょう。幽霊の席に座ってタイムスリップしたとき、タイムスリップ先の席の幽霊が煙のようにタイムスリップしてきた人と入れ替わります。誰かがタイムスリップしてこれるように幽霊がいると思いました。(もし、その時間に他の人がタイムスリップしていたらどうなるんだろうとは思いましたが、、)

過去へタイムスリップしても事実を変えることはできない。というルールも一緒なので、これまで通りではなぜタイムスリップするのかとなります。それから起こる事実を変えることはできませんが、思いは変えることができるのでその人が前に進む力になります。

こんな店があったら自分はどうするかとちょっと思ってしまいます。条件が厳しすぎるのでやっぱり利用できないかも。でも、利用できる人にとってはいい効果がありそうですね。


思い出が消えないうちに

思い出が消えないうちに

  • 作者: 川口俊和
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2018/09/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



思い出が消えないうちに

思い出が消えないうちに

  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2018/09/19
  • メディア: Kindle版








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#むかしむかしあるところに、死体がありました。 :#青柳碧人 #昔話 #おとぎ話 #推理 #五月女ケイ子 [読書]

表紙を飾っている五月女ケイ子さんのシュールなイラストに惹かれて読んでみました。

一寸法師や桃太郎などの有名な昔話をベースにした推理小説です。
5話の短編集で、タイトル通りにどの話も死体があり、そこから事件解決に向けた推理をします。
てっきりよく知られている昔話のストーリーの枠内から逸脱しない様に作られているのかと思っていたら、そうでもなくあくまでベースに昔話がありむしろそこから話を発展させるようなものもあります。

個人的には桃太郎の話が好きでした。
鬼からの視点で桃太郎たちに抱いている恐れがなんとなく哀れで共感(?)を覚えました。


むかしむかしあるところに、死体がありました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。

  • 作者: 青柳 碧人
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





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#銀行支店長 :#江波戸哲夫 #ドラマ #原作 #集団左遷 #福山雅治 [読書]

日曜9時のTBSドラマ(日曜劇場)が結構好きです。
今は福山雅治さんが主演している「集団左遷!!」です。

このドラマは銀行の問題支店を廃店にするためノルマを達成しないよう何もするなと命じられて支店長として送り込まされた片岡(福山さん)が、人情を出してノルマ達成のために頑張る話です。(まだ12話中の6話しか終わっていません)

このドラマの原作は2作あり、「銀行支店長」と「集団左遷」(共に江波戸哲夫先生の作品)になります。今回はそのうちの「銀行支店長」を読みました。
ちょうどドラマの前半がこの「銀行支店長」の部分に当たります。「集団左遷」はまだ読んでいませんがドラマ全体の背景は「集団左遷」の内容があるのではないかと思っています。
「銀行支店長」は単純に支店長として問題支店を立て直すものでした。原作のエピソードをドラマに一部織り込んだような感じです。ドラマとは結構違いましたが原作のほうも面白かったです。

しかし、日曜劇場は最近2つの原作小説を1つのドラマにまとめるのが好きなんでしょうかね。下町ロケットもそうでしたね。




新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

  • 作者: 江波戸 哲夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: 文庫





新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: Kindle版





集団左遷 (講談社文庫)

集団左遷 (講談社文庫)

  • 作者: 江波戸 哲夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: 文庫



集団左遷 (講談社文庫)

集団左遷 (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: Kindle版








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#宝島 :#真藤順丈 #直木賞 #沖縄 #戦争 #基地 [読書]

二次大戦後のアメリカ支配から日本返還になるまでの沖縄の話です。
いくらかは沖縄の話は聞いたこともありますが、読んでみるとこんなにも自分の認識と違いがあったのかと思いました。この時代の話を体験した人から直接実態を聞いたらもっとギャップがあったんだろうなと感じます。

沖縄の人はアメリカに対して、むしろ見て見ぬふりをしてアメリカに沖縄を売り渡しているような日本政府の方に不満を持っていたんだ。何かで読んだか聞いたことがあったような気もしますが、この小説は心に響きました。

1人の英雄(オンちゃん)を追い続けた3人(グスク、ヤマコ、レイ)の話です。3人の思いが交錯しながら自分の道を進んでいきます。
アメリカ、日本政府に翻弄され、戦いながら、いなくなってしまったオンちゃんのことを追いつつも自分の考える道を進んでいく3人の子供の頃から壮年まで話です。


第160回直木賞受賞 宝島

第160回直木賞受賞 宝島

  • 作者: 真藤 順丈
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本



宝島

宝島

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: Kindle版





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#魔眼の匣の殺人 :#今村昌弘 #ミステリー #ホラー #小説 [読書]

前作の「屍人荘の殺人」に続き、非現実的なことが実際に起こることが前提となっているミステリーシリーズ作品です。

・あらすじ
その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。

・感想
前回はゾンビは存在することが前提になっていましたが、今回は超能力は存在する(予言は必ず実現のものとなる)というものです。
前作を読んでいた時はこの非現実的なことが起きるという突飛でもない状況に戸惑い面白かったのですが、それを織り込み済みで本作を読むとちょっと面白みに欠けていたように感じました。

班目機関は非現実的なものを研究している機関でそこの研究所が何か所かあることが分かったので今後はそれらを葉村譲と剣崎比留子の二人が調査することになるのでしょう。また、ミステリー愛好会初代会長の明智がまた出てきそうな雰囲気ですね。前回ゾンビ化してしまったと思われたことからの復活はちょっと楽しみで期待してます。


魔眼の匣の殺人

魔眼の匣の殺人

  • 作者: 今村 昌弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本



魔眼の匣の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ

魔眼の匣の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2019/02/22
  • メディア: Kindle版



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#いも殿さま :#土橋章宏 #歴史小説 #江戸時代 #石見銀山 [読書]

土橋先生の歴史小説の新刊です。

江戸幕府の勘定方である井戸平左衛門はうまいもの好きで仕事が終わると庶民の飯屋で美味しいものを食べるのが日課。
井戸は勤めを辞めて甘味の食べ歩きの旅をしようと考えていた矢先に石見に財政の立て直しに向かうよう命じられる。最初は断ろうとするが大岡越前に口説かれ石見へ向かうことを決意する。
石見で実情を見てあまりのひどさに愕然とし、民を守るため井戸がいろいろと対策を講じていき、民からいも殿さまと呼ばれるほど慕われるようになった。

民を守るため代官として私財を投げうってまで何とかしようとするさまとは対照的(?)に用人などのやり取りが面白かったです。用人、手代、坊主がいもの買い付けの旅に行くのですが失敗があったり隠密が出てきたりと面白味が前面に出ていて、単に石見の深刻さだけにならないように話が作られています。



いも殿さま

いも殿さま

  • 作者: 土橋 章宏
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/03/29
  • メディア: 単行本



いも殿さま (角川書店単行本)

いも殿さま (角川書店単行本)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2019/03/29
  • メディア: Kindle版



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#これからの世界をつくる仲間たちへ :#落合陽一 #未来 #自己啓発 [読書]

落合さんのお話は興味深いです。先生の他の本も読んでいたのですがそれはまた別途。

共感できる部分も疑問を感じる部分も両方ありますが
私としては納得できる部分が多かったです。

共感
・AIによってこれまでのホワイトカラーの仕事が減る:ホワイトカラーが行っている業務のうちパターン化できるものは多数あると思います
・AIを使って仕組みを構築する人(クリエイティブクラス)が必要になる:AIによって人間の仕事がなくなるという意見をニュースで聞いたりもしますが、何かしらの必要なことを創造することは人がすることでしょう
・言語化できることが必要:多言語化と言われても英語を話せるようになるというよりはまずは自分の意見が自国語で良いので正しく伝えられるようになることの方が重要だと思います。多言語化は翻訳ツールを使うのも一つの手
・自分の解決したい小さな問題を探すべき:自分のしたいことを探せとよく言われますがなかなか難しいものです。自分の思った”こうあったらいいな”ということを解決するにはどうしたらよいかを考えるほうが入りやすいかもしれませんね

疑問
・人はAIの下請けになる:ホワイトカラーの業務の一部はRPAに置き換えられることは理解できますが、”下請け”をどうとらえているのかが今一つわかりません
・人もプラットフォーム化される:なんとなくのイメージは湧きますが、ネット上で情報発信/享受することがすべてプラットフォームと言われることに違和感を感じたので。。


これからの世界をつくる仲間たちへ

これからの世界をつくる仲間たちへ

  • 作者: 落合 陽一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/03/28
  • メディア: 単行本



これからの世界をつくる仲間たちへ

これからの世界をつくる仲間たちへ

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/04/02
  • メディア: Kindle版







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#早朝始発の殺風景 :#青崎有吾 #小説 #短編 [読書]

作品タイトルでなんとなくイメージを広げていたら全く意味が違いました。
殺風景って人の名前なんですね。
この作品内では変わった(?)名前がよく出てきます。
殺風景ってすごすぎないかな。

本作は短編集なので同じ人が通して登場するわけではないのですが、近所で生活している人たちの話でニアミスしていることがエピローグでわかりました。
どの話にも共通しているのは推理されることです。探偵ものやミステリーもののようなジャンルではありませんが、日常の中で推理を働かせて真実を見つけるようになっています。若干強引かなと思うところもありましたが。。

短編タイトル
・早朝始発の殺風景
・メロンソーダ・ファクトリー
・夢の国には観覧車がない
・捨て猫と兄弟喧嘩
・三月四日、午後二時半の密室
・エピローグ

いずれも趣が異なっていて面白かったです。


早朝始発の殺風景 (単行本)

早朝始発の殺風景 (単行本)

  • 作者: 青崎 有吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/01/04
  • メディア: 単行本



早朝始発の殺風景 (集英社文芸単行本)

早朝始発の殺風景 (集英社文芸単行本)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/01/04
  • メディア: Kindle版






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#オーパーツ死を招く至宝 :#蒼井碧 #このミス #このミステリーがすごい #大賞 [読書]

第16回このミス大賞受賞作品です。

入りがドッペルゲンガーという始まりで、オーパーツ鑑定士という肩書を持つ大学生と共に事件を解決するお話。設定が不思議すぎる。
奇をてらった感じを受けていましたが、次へ次へと読み進めてしまいます。
エピローグまで含め粗削りな感じを受けましたが読みやすい作品でした。

オーパーツに関わって事件に巻き込まれる短編小説集です。
このミスへの応募作品(出版に当たり修正あり)だからか、エピローグまでを含めてで主人公たちを紹介するための作品のような印象でした。大賞を取って出版もされましたから今後もシリーズものとして出てくる可能性がありますね。

大学生の鳳水月の前に瓜二つの顔を持つ同校生徒の古城深夜が現れる。古城深夜はオーパーツ鑑定士として活動するため、鳳へ大学での学業の代行を依頼する。そこから始まった関係でオーパーツの鑑定に関わり事件に巻き込まれる。
・十三髑髏の謎
・浮遊
・恐竜に狙われた男
・ストーンヘンジの双子
の4つの短編集です。

ミステリー、オーパーツ、恐竜は私も好きなのですが本作ではいずれもちょっと深みに掛ける感じは受けました。ですが続編に期待できる設定なので楽しみにしています。


オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

  • 作者: 蒼井 碧
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2019/01/10
  • メディア: 文庫





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ハロー・ワールド :#ハロー・ワールド #藤井太洋 #SF #小説 #twitter #SNS #ドローン #ビットコイン #ブロックチェーン [読書]

藤井先生の作品は初めて読みましたが面白いですね。
SFものは完全にあり得ないような世界や未来,過去のことが多いですが、これは現在の話です。

実在の企業、技術がでてくる現在で主人公の文椎(ふづい)泰洋が自分の技術、人とのつながりによってトラブルに対応していき、だんだん自分の信念に基づいて覚悟をもって行動するようになっていくストーリーです。5話の短編小説で構成されています。

自分のことを専門を持たない何でも屋のエンジニアと揶揄する泰洋は、Googleの技術者の郭瀬が講師を務める講座で郭瀬と泰洋の出向先で商品企画を行っている汪と知り合う。その3人でチームを作って泰洋の開発するiPhoneアプリを世に出すことになった。そのアプリによってニューギニアで何かが起こっていることを知る。


現在の技術で今後こんな方向性もありうるという内容でした。ネットの秘匿性のためビットコインのブロックチェーン技術を応用したSNSの開発、ネットの秘匿性を担保すると政府からの圧力がかけられる。。など



ハロー・ワールド

ハロー・ワールド

  • 作者: 藤井 太洋
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ハロー・ワールド

ハロー・ワールド

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/10/15
  • メディア: Kindle版



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